米加州工場の慰労金交渉妥結=トヨタと労組、閉鎖へ前進

 【ロサンゼルス時事】トヨタ自動車が4月1日に閉鎖を予定している米カリフォルニア州の自動車工場「NUMMI(ヌーミー)」の従業員約4500人が加入する全米自動車労組(UAW)支部は15日、退職時の慰労金などをめぐる交渉が妥結したと発表した。同支部によると閉鎖撤回を求めていたUAW本部も了承しており、閉鎖期日延期などの混乱も予想されたヌーミー問題は決着に向け大きく前進した。 UAW支部によると、17日の組合員投票で正式に承認される運び。関係者によると、先にトヨタが表明した2億5000万ドル(約225億円)の枠内で支給し、解雇後の医療保険補助なども含む。同支部には全従業員の大半が加入している。 

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